「ChatGPTが便利らしいけど、実際に仕事の何に使えるの?」「いざ使おうとすると、何を入力すればいいか分からない」——生成AIに興味はあっても、業務での具体的な使い方が分からず止まっている中小企業の方は多いはずです。
本記事では、特別なスキルがなくても今日から使えるChatGPTの業務活用術を15個、コピペで試せる実践プロンプト例つきで紹介します。さらに、会社で使う際に絶対に押さえるべきセキュリティの注意点もまとめました。
- メール・議事録・企画書など15の業務での具体的な使い方
- そのままコピペで試せる実践プロンプト例
- 会社で使うときのセキュリティ注意点(入力NG情報)
- 独学に限界を感じたら、体系的に学べるAI研修という選択肢
ChatGPT業務活用術15選
どれも「指示(プロンプト)を入力するだけ」で使えます。まずは気になるものから1つ試してみてください。
① メール・ビジネス文書の作成
用件を箇条書きで渡すだけで、丁寧なビジネスメールに整えてくれます。文面に悩む時間を大幅に削減できる、最も効果を実感しやすい使い方です。
以下の要点で、取引先へのお詫びメールを丁寧なビジネス文面で作成してください。
・納品が3日遅れる
・原因は部品の入荷遅延
・新しい納品日は6月20日
・今後の再発防止に努める旨を添える
② 議事録・長文の要約
会議メモや長い文章を貼り付けて「要約して」と頼むだけ。決定事項とToDoを抜き出してもらえば、議事録作成が一気にラクになります。
以下の会議メモを「決定事項」「ToDo(担当者・期限つき)」「次回までの宿題」の3項目に整理してください。
(ここに会議メモを貼り付け)
③ 企画書・提案書のたたき台
ゼロから書くのが一番大変な企画書も、テーマと目的を伝えればたたき台を作ってくれます。構成案として使い、あとは自社の情報で肉付けすれば完成です。
④ キャッチコピー・ネーミング
商品やサービスのキャッチコピーを一度に何案も出してくれます。アイデアの幅が一気に広がります。
あなたはプロのコピーライターです。30〜40代の働く女性向けの時短調理キットの
キャッチコピーを、各20文字以内で5案、トーンを変えて提案してください。
⑤ SNS投稿文の作成
X(旧Twitter)・Instagram・Facebookなど、媒体に合わせた投稿文を作成。ハッシュタグの提案までしてくれるので、SNS運用の負担を減らせます。
⑥ FAQ(よくある質問)の作成
商品やサービスの説明文を渡せば、想定される質問と回答のセットを生成。Webサイトや問い合わせ対応の土台になります。
⑦ 翻訳・多言語対応
翻訳だけでなく「ビジネス向けに丁寧な英語で」など、トーンを指定した翻訳が可能。インバウンド対応や海外取引のメールにも役立ちます。
⑧ Excelの関数・数式の作成
「やりたいこと」を日本語で説明すれば、Excelの関数や数式を作ってくれます。関数を覚えていなくても表計算ができるようになります。
ExcelでA列の日付が今月のものだけ、B列の金額を合計したいです。
SUMIFSを使った数式を作って、各引数の意味も説明してください。
⑨ データ整理・分類
バラバラなテキストやリストを「表形式に整理して」「カテゴリ別に分類して」と頼めば、見やすく整えてくれます。アンケートの自由記述の分類などにも便利です。
⑩ クレーム・問い合わせへの返信文
感情的になりがちなクレーム対応も、冷静で誠実な返信文を作成してくれます。一次対応のたたき台として使えば、対応品質を均一に保てます。
商品の到着が遅れたことへのお客様からのお叱りに対し、誠実にお詫びしつつ、
今後の対応(再発送・送料無料)を案内する返信文を作成してください。
丁寧で落ち着いたトーンでお願いします。
⑪ 求人原稿の作成
職種・仕事内容・求める人物像を伝えれば、応募したくなる求人原稿を作成。採用に課題を抱える中小企業の強い味方です。
⑫ 営業トークスクリプトの作成
商品の特徴とターゲットを伝えれば、営業トークの台本を作成。よくある反論への切り返し(オブジェクション対応)まで用意してもらえます。
⑬ 業務マニュアルの作成
作業手順を箇条書きで渡せば、読みやすいマニュアル形式に整えてくれます。属人化しがちな業務の標準化に役立ちます。
⑭ アイデア出し・壁打ち
新商品の企画、イベントの集客施策など、「アイデアを20個出して」と頼めば発想の起点になります。一人で悩むより、壁打ち相手として使うのがコツです。
⑮ 専門用語・仕組みの解説
「中学生にも分かるように説明して」と頼めば、難しい専門用語や仕組みもかみ砕いて教えてくれます。新人教育や自己学習にも最適です。
- 役割を与える:「あなたはプロの〇〇です」と最初に設定する
- 条件を具体的に:文字数・トーン・対象者・個数を明記する
- 出力形式を指定:「表で」「箇条書きで」「3案で」など形を決める
- うまくいかなければ追加指示:「もっとカジュアルに」など対話で調整する
【必読】業務で使うときのセキュリティ注意点
便利なChatGPTですが、会社で使うときは「何を入力してはいけないか」を必ず押さえてください。無料版・個人版では、入力した内容がAIの学習に使われる可能性があります。
- 個人情報:氏名・住所・電話番号・マイナンバーなど
- 顧客情報・取引先情報:顧客リスト・取引条件・契約内容
- 社外秘・機密情報:未公開の経営情報・新商品の仕様・ソースコード
- 認証情報:パスワード・APIキー・社内システムのログイン情報
- 第三者の著作物:許可なく丸ごと貼り付けるのは避ける
対策として、固有名詞を伏せ字にする、入力可否の社内ルール(ガイドライン)を作る、入力が学習に使われない法人向けプランを利用する、といった運用が重要です。
独学に限界を感じたら「研修」で体系的に
ここまで紹介した使い方を試すだけでも、業務はかなりラクになります。ただ、独学だと「自己流の使い方で止まってしまう」「セキュリティが不安で踏み込めない」「社内に広げられない」という壁にぶつかりがちです。
もし会社全体でAIを使いこなしたいなら、体系的に学べるAI研修がおすすめです。自社の実際の業務に合わせたプロンプト設計をハンズオンで学び、安全な使い方のルールづくりまで一気に進められます。
よくある質問(FAQ)
はい、無料版でもメール作成や要約など多くの業務に使えます。ただし最新モデルの利用回数や機能に制限があるため、本格的に使うなら月額20ドルの有料版が便利です。会社で安全に使うなら、入力データが学習に使われないビジネス向けプランの利用も検討しましょう。
個人情報・顧客情報・未公開の機密情報・パスワード等は入力しないのが原則です。無料版や個人版では入力内容が学習に使われる可能性があります。会社で使う場合は、入力可否のルール(社内ガイドライン)を作り、必要に応じて学習に使われない法人向けプランを利用してください。
「役割・背景・条件・出力形式」を具体的に指定するのがコツです。例えば「あなたはプロのコピーライターです。〇〇向けのキャッチコピーを5案、各20文字以内で」のように、誰に・何を・どんな形でを明記すると精度が上がります。
まとめ
ChatGPTは、特別なスキルがなくても「指示を入力するだけ」で業務を効率化できる強力なツールです。まずは本記事のプロンプト例をコピペして、メール作成や要約から試してみてください。
会社で本格的に活用するなら、入力NG情報のルールづくりと体系的な研修の2つが成功のカギです。「自社の業務でどう使えばいいか分からない」という方は、無料相談でお気軽にご相談ください。
キャンプネットのAI研修が選ばれる理由
独学やネット記事だけでは届かない「使われる状態」まで、ここが違います。
| 比較ポイント | 独学・自己流 | キャンプネットの研修 |
|---|---|---|
| 学び方 | 断片的・自己流で止まる | 基礎から体系的に学べる |
| プロンプト | 汎用的な例文どまり | 自社業務に合わせて設計 |
| セキュリティ | 不安で踏み込めない | ISO27001認証企業の知見で指導 |
| その先 | 使い方を学ぶだけ | 実装・開発まで伴走 |
「使い方を学ぶ」だけで終わらず、自社の業務で「実際に使われる」状態まで。さらに必要に応じてAIアプリ開発・業務自動化まで同じ会社で一気通貫できるのが、キャンプネットの強みです。
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著者:株式会社キャンプネット
2004年設立。AIアプリ開発・AI導入支援・生成AI研修を手がける。ISO27001認証取得。ChatGPT/Claude/Gemini連携実績多数。中小企業向けに「使えるAI」を一気通貫でサポート。